石井正敏《古代の日本列島と東アジア》出版

石井正敏《古代の日本列島と東アジア》出版

作者: 石井正敏

出版社: 勉誠出版

出版年: 2017-9-29

页数: 472

定价: 10,000円

装帧: 単行本

ISBN:9784585222019

 

内容紹介

 

虚心に史料と対峙し、地域?時代を越えて数々の卓越した業績を残した碩学の軌跡五世紀から十世紀におよぶ東アジア諸国、諸地域との関係性を、史料の博捜?吟味により描き出した論考十四篇を収載。

 

著者について

 

石井正敏(いしい?まさと)

中央大学名誉教授。専門は古代?中世対外関係史。

著書に『日本渤海関係史の研究』(吉川弘文館、2001年)、『東アジア世界と古代の日本』(山川出版社、2003年)、『鎌倉「武家外交」の誕生』(NHK出版、2013年)などがある。

 

編者について

 

鈴木靖民(すずき?やすたみ)

横浜市歴史博物館館長?國學院大學名誉教授。専門は日本古代史?東アジア史。

著書に『古代日本の東アジア交流史』(勉誠出版、2016年)などがある。

 

赤羽目匡由(あかばめ?まさよし)

首都大学東京都市教養学部准教授。専門は朝鮮古代史。

著書に『渤海王国の政治と社会』(吉川弘文館、2011年)などがある。

 

浜田久美子(はまだ?くみこ)

国立国会図書館司書。専門は日本古代史。

著書に『日本古代の外交儀礼と渤海』(同成社、2011年)などがある。

 

目 

 

序言鈴木靖民

 

I 倭国と東アジア外交

1 五世紀の日韓関係―倭の五王と高句麗?百済―

2 『日本書紀』隋使裴世清の朝見記事について

 

II 古代の日本と新羅?渤海

3 日本?渤海間の名分関係―舅甥問題を中心に―

4 八?九世紀の日羅関係

5 九世紀の日本?唐?新羅三国間貿易について

 

III 内憂と外患―貞観期の災害?海賊―

6 円仁と張宝高―入唐日本人と新羅人―

7 大宰府鴻臚館と張宝高時代を中心とする日本?新羅関係

8 貞観十一年の震災と外寇

9 貞観十一年の天災と外寇

10 東アジア史からみた鞠智城

 

IV 古代国家の変転と残像

11 『金液還丹百問訣』にみえる渤海商人李光玄について―日本渡航問題を中心に―

12 『日本書紀』金春秋来日記事について

13 藤原定家書写『長秋記』紙背文書「高麗渤海関係某書状」について

14 東アジアの変動と日本外交

 

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